2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

伊達入部400年祭 亀三郎伝

宇和島伊達400年祭で「中学生が語る偉人伝」の発表会があった。各界で活躍した宇和島市出身者の功績を生徒がプレゼンするものである。 わが吉田中学は「山下亀三郎」の発表で見事「宇和島市長賞」を受賞した。 ブロガーは当日(9月23日)見れなかったが、…

「トランパーの雄」出版まであと114日(明治が終わる)

明治42年(1909)伊藤博文が満州ハルビンで暗殺される。翌43年韓国を併合、44年小村寿太郎外務大臣が不平等条約を改正、明治45年(1912)7月30日明治天皇が崩御。御年59歳であったが幕末の動乱、近代国家の建設、日清日露の戦争などあり波乱万丈の生涯であっ…

「トランパーの雄」出版まであと116日(山下学校の俊才)

亀三郎は事業拡大で多くの俊才を採用したが、山下汽船から故あって離れた人材は、その後各界で功なり名を挙げた。世間は山下汽船が多くの俊才を輩出するので、これを「山下学校」と呼んだ。その山下汽船草創期に鋳谷正輔(その後川崎汽船等)、玉井周吉(玉…

シルバーウイーク 彼岸花

連休になったが関係ない 彼岸花を撮りに浦幡へいく 結構カメラマンがいる 今が満開だ 然し今日は暑い、日向は30度ある Jsuko買い物ランチすまし帰宅 男女のゴルフ中継で忙しい 遼ちゃんが久しぶりに勝った ナイターはG軍連敗、とうとうダメか… 3強の戦いも最…

「トランパーの雄」出版まであと118日(山下汽船発足)

借金を抱えた亀さんは、兎に角、稼ぐには道具、船がいると持ち船を増やしていった。貨物船数隻を購入し積極経営で石炭販売から海運業へウエイトを移した。これを支えたのが郷党の白城定一や玉井周吉、鋳谷正輔などの所謂山下学校の門下生である。 その頃、日…

「トランパーの雄」出版まであと121日(円き月)

亀三郎は42歳落ち目の時に、紀尾井町大倉邸を訪問した。 腹の中は借金、救済のお願いを思考していた。満月の宵、広壮な邸宅で大倉喜八郎は食事中だった。(まあ、此処へ来い)と亀さんは座敷に通された。(大倉さん、私は1生涯に1日でもこの境遇になりた…

「トランパーの雄」出版まであと123日(沈む船)

前途洋々で船出した山下丸は巨万の富を手にするが、山林開発や韓国の倉庫業などベンチャー事業に手を出した。(商売と屏風は広げ過ぎると倒れる)といわれるが日露戦後の大不況で、投資した株式は暴落し紙屑同然になった。 数百万円の利益が120万円という…

「トランパーの雄」出版まであと124日(吉田町へ凱旋)

本書の副題は「伊予吉田の海運偉人伝」である。 山下汽船創設者・山下亀三郎とその弟子浜田喜佐雄の物語であるが、明治39年1月、郷里吉田町に亀三郎は妻カメと喜佐方丸に乗って凱旋した。 喜佐方村は大騒ぎで村民は吉田港に押し掛けた、両親をはじめ村長…

ごみゼロ 草抜き

インターロックの草取りにマンションの住人30人ほど集まる 奥さん連中「セミの抜け殻いやねえ」「せみ大嫌い」などなど みんなで草刈り、草抜きしてきれいになった 打ち上げにビールで世間話、最近の水害、地震で 防災の話になる、このマンションも避難な…

記念艦・三笠

4月初め桜散るころ、日露戦争の日本海海戦で活躍した連合艦隊の旗艦戦艦「三笠」が保存されている横須賀へ行った。 三笠は大正11年ワシントン軍縮会議で廃棄される運命にあった。然し此処で立ち上がったのがジャパンタイムズ社長「芝染太郎」だった。彼は…

「トランパーの雄」出版まであと127日(御用船の命下る)

**毎日雨続き、家にこもりきりで筆(書き込み)が進むが、茨城で鬼怒川が決壊した大変だ!** さて、亀三郎は荷物の商談で石炭産地の九州方面を旅していた。また借金のあてを探し歩き回った夜、門司で宿を取った。亀さん中々商談がうまくいかず宿でヤケ酒…

220日 厄日

立春より220日は収穫の季節だが 台風の多発する時期で正に今日の水害は 厄日だ、鬼怒川の氾濫は77年ぶりとか… テレビの中継はすごいシーンでだった ヘリで救出された10分後に家が流された 間一髪だった 昼から雨がやんだので近所を散策した 調整池は…

「トランパーの雄」出版まであと128日(秋山真之登場)

亀さんは総理の側近にあって情報の最前線にいる古谷久綱に日露の戦雲急なるを聞いた。亀三郎が船を買ったのは、日露戦争の前年明治36年、他の船主は御用船として使用されている。ここは亀さんも自分の喜佐方丸を御用船に登用できないか久綱に相談した。 ここ…

「トランパーの雄」出版まであと129日(徳富蘇峰と古谷久綱)

さてと、亀さんが家出して20年。有為転変トランパーの旅も石炭商というベンチャービジネスにたどり着き、中古船ながら大型の貨物船を買うまでに伸し上げてきた。亀三郎はさらにテッペンをめざし人脈の発掘に精を出した。歴史は戦争という時代に突入し、軍…

「トランパーの雄」出版まであと130日(清水の舞台)

船の売買にはブローカーが必須、どこでだれがどんな船をいくらで売り買い、という情報で買い方売り方の仲介をするのである。今のお金で数億円単位の買い物であるが、素人の亀三郎は英国のブローカーが3千トンの船を5万円でオッファーしているという情報を…

霖雨のごとし

よく雨が降る… 今頃の雨を霖雨というらしい 午前中は曇りで3時間散歩 途中でcoffee&cigaret 千葉ニューの開発で最近は物流基地が 多く作られている、規模が大きく近代的だ 道路が広くなったりアクセスが高速道路や 港湾まで近いことがいいのか? また倉庫…

「トランパーの雄」出版まであと133日(30にして立つ)

亀三郎はある人の伝手で竹内兄弟商会の番頭になる。ここで修業した亀三郎は明治31年この店の石炭部を暖簾分けしてもらい、独立「山下石炭商会」を旗揚げする。石炭という新エネルギーが日本近代化の大事な資源となるのである。この石炭が遠く北海道、九州…

ゲーム混沌

31日上京4次会とはいかんぜよ 2日麻雀例会3位いかんぜよ 3日公式ゴルフ105打、数十年ぶりの空振り、しかもティアップしての…いかんぜよ 4日ブルーベリー採り6人で行くが雨多く味が落ちてた、いかんぜよ G軍ルーズベルト野球で辛くも勝利、まだ捨てた…

「トランパーの雄」出版まであと135日(臥薪嘗胆)

亀さんが夜逃げをしたころ、日本は朝鮮半島をめぐって清国と対立していた。中国は大国で「眠れる獅子」と恐れられていたが近代化された日本軍に敗れた。ニッポンはリャオトン半島、台湾を領有し、極東の小国が世界の表舞台に立ったのだ…明治28年のころだっ…

「トランパーの雄」出版まであと136日(開業、倒産、夜逃げ)

〜旅ゆけば駿河の国に茶の香り〜と、そこまで行かないが文明開化の音高い、ここは横浜港町。 亀さんは洋紙販売業をやろうと丁稚をやとい店を構えた。昔、製紙会社や洋紙店で働いていたこともあり、これからは洋紙の時代だと先を読んでいたが…世の中そんなに…