2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

吉田名所大観(昭和19年)立間、喜佐方、玉津の絵

この辺りが昔の宇和郡中心地だった。吉田という地名になったのは江戸時代、宇和島藩主伊達秀宗が五男の宗純に3万石を分知したのが始まり。宗純は、立間川、河内川の河口に生い茂る葦の原を、周りの山を削って埋め立てた。町人町と家中町という町割りはその時…

吉田名所大観(昭和19年)小林朝治の56景画帖

小林朝治は昭和2年信州須坂からやって来た。吉田病院眼科医長として昭和6年退任するまで吉田名所56景を版画に遺した。 吉田名所大観が出る13年前に朝治は「吉田風物画帖」を出版した。朝治はその絵にモダンな詩を添えた。 例えば「幼稚園」 お門は おてんと…