2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

1927年『欧米独断』第五章 白耳義(ベルギー)、和蘭(オランダ)と瑞典(スエ―デン)、丁抹(デンマーク) 1〜2

清家吉次郎は1927年欧米視察の旅をした。1月に横浜を立ち北米、南米を旅して5月にスペインへ上陸した。英國、佛蘭西、瑞西、伊太利を廻り、独逸伯林に着いたのは7月20日だった。息子の美材が当地に留学中で久々の再会だった。 『欧米独断』の「これやかれや…

1927年『欧米独断』第四章 伊太利(イタリア)論

我明治維新と相前後し殆んど同時に建国統一の大業を成したるものは北に独逸があり南に伊太利がある、孰れも新興の勢いを以って躍動し列強の仲間入りをした、特に独逸はフレデリック大王が教育立国の高遠なる大策を取った百年の効果が現れ来たり、国家主義智…

花嵐

朝から風が強い、花吹雪をカメラに収めんと嬉々として外へ飛び出す 八重桜ロードが花びらの嵐・・・ 十余一池には早くもツバメが来た、池では鯉が暴れている 鴨もつがいで保育園児の歓声を浴びる 今日はHO会baba群が日光日帰り旅でウオーキングは休み 昼から…

1927年『欧米独断』第三篇 欧州編第三章 (瑞西(スイス)論)

佛、墺、獨の舊三大国間に介在して独立せる瑞西はその山間生活に由って練磨された力の所得である。嘆美の声を惜しむべきでない。併し住民は仏独伊の三系に分かれ独立の国語がなく、安閑たる仏人と天然に対して健闘を続ける独人と玉石同架、呉越同舟で国を立…

春爛漫

午前中は書道、発表会の作品を先生に見てもらう 八重桜の花びらを付けて,、江戸の俳人「秋色」の俳句を書く 井戸ばたの桜あぶなし酒の酔い 薫風に誘われ今日も花の丘へ 八重桜が終わり、椿が散り ぼたんが現る、西洋シャクナゲも咲いた ウワミズザクラに見と…

市の高齢者クラブ総会

市長など重鎮が来賓で21団体の功労者に表彰状が渡された 総会では事業報告、計画が発表された 60代の加入者が極めて少ないようだ まだ仕事をしている人が多い まだ老人クラブの仲間に入りたくない 十数年前に発足したクラブが大半で 老人倶楽部の高々齢化が…

八重桜

今週はもう八重桜だあ 廻りは一遍に新緑の世界となった GGクラブは朝から公園の掃除 25名の参加で盛況だった 昼から花の丘公園へデジカメ撮影 一回り3時間コース 早くもツツジが咲き始めた 百花繚乱のいい季節となった 連休が近い一句 迸る若き息吹よ穀雨節

1927『欧米独断』第三篇 欧州編第二章 (佛蘭西(フランス)論)

欧州文明の往詰まりなるは定論の有るところなれば多くの議論を費すを要せぬ。世界の横綱たる英国既に老境に入り固定骨化の嘆あらしむるは前章に於いて之を略述した。仏国の老衰は久しきも、大戦後の奮起復活或いは之を見るべきかと、一縷の望みを繋げて訪問…

最後の桜

昨日はGG協会の総会 市役所裏の桜が満満開 今が最後と咲き誇る 今日は校庭でGG 大風で桜吹雪と砂嵐 一遍で桜が終わった Movieに写生句を認める

グラウンド⛳日和

昨日の雨から一転、いい天気 運動公園でGG大会、茨木からも来場し180名がプレイ(明るく楽しく元気よく)がモットーのHO会から10名参加 2名が入賞した、今日は桜の花びらが散るいい風情だった お昼に弁当を使い、料理上手の女史が里いもの茎の煮つけを …

『欧米独断』第三篇 欧州編 (第一章 老大の英國)2

***これやかれや***6月16日セントポールス寺院及び絵画館ウエリントン墓 柩載せし千曳の車今も猶きみが名重きしりしなるらん 17日緣威天文台 倫敦の雲霧はらふすべあらば日毎夜毎に日生も見るべく 降りしきる雨宿りすと立寄ればあるじの女我友知れり 1…

スリップ事故

大きな音でベランダに出ると軽トラックが横転 運転手が自力で這い上がった 雨でスリップしたようだ 前の道路はS字カーブがきつく事故多発地帯 今までに4、5回起きている 大きな事故にはならないが困ったものだ ニュータウンで歩道より車道の方が狭い スピ…

桜づくし

朝は書道、家康の遺訓を皆で書く 5月に合作を発表する 二人の先生が熱心に教えてくれる 8人の平均年齢80前後 皆さん元気でお稽古 昼からまた桜を求めて3時間コース 飽きないものだ 今日がピーク満開、明日はまた雨で 雨に散る桜となるだろう 十句 あずまやの…

雨の花の丘公園

今日も雨、昨日も雨だった 菜種つゆなのか、満開の桜がさびしい 雨の中桜撮影、さすがに見物客が少ない 毎週、土日に雨が降る テレビでゴルフ、野球観戦しかない…三句 煙る雨独り桜に酔うおのこ パラソルにサクラ濡れ散る雨おなご 小ぬか雨乙女椿に濡れかかる

『欧米独断』第三篇 欧州編 (第一章 老大の英國)

吉次郎が外遊した1927年(昭和2年)は、第一次世界大戦後の不況と1929年にアメリカに端を発した世界恐慌の狭間で、アメリカの一無名青年のチャーレス・リンドバーグが紐育、巴里間の無着陸飛行に成功した頃だった。世界恐慌で歴史が一変する前のヨーロッパを…

十余一公園の桜

昨日は朝から雨、昼に揚がった 毎年のように十余一公園周辺の桜を撮る 今年で何回目だろう、ブログ初めて7年ほどになる 近年は害虫などで枝の剪定で花が少なくなった 車道を塞いでのお祭りも無くなり淋しい限り 飲んで騒いで丘に登れば〜というフレーズも聞…

花見だあ

方々で桜の満開を聞く やっと暖かくなったが千葉ニューは八分咲き 北総線沿道の桜並木を撮る 永田町で散髪、元赤プリの桜見物 上野公園の書展を見て夕方の桜もいいものだ しかし自撮り棒の外人が多い いまやニッポンは観光大国だあ三句 宵桜酔って危うし遠方…

『欧米独断』 これやかれや 南米を去り欧州へ

清家吉次郎は、「これやかれや」で南米を去るにあたり和歌を詠んでいる 19日朝7時古谷公使以下館員、両邦字新聞社長等停車場に来られ、ラ、プラタ埠頭ローヤルメールのデスナ號に乗る、終日スイフト会社の生肉を積取り夕6時に至りて解纜 快よき秋の南の国よ…