アイクと呼ばれた男 5 下積み時代

 ブロガーがジャパン近海に入った昭和42年の頃、船への連絡はSSB無線で、日本の沿岸地区に内航無線局があった。電文を短くしないと経費が掛かり上司がうるさい。ウナ=至急、キバリコウ=頑張って走って、ヘンタム=返事を頼む、など電文を作るのも一苦労した。浜田少年の頃は無線局もなく、関門航路の入り口「部埼」の沖を走る船に、大声で怒鳴ったというが聞こえたのだろうか?

ブロガーの下積み時代(S42.皇居お堀)



内航海運新聞 2023/4/17