本が出来上がった!!

2年かけてブログに掲載した『吉田三傑2019』~吉田町の歴史と文化~が印刷所から届いた。本は吉田町に特化した内容でローカル色の濃い本です。吉田町出身の方は、古き良き時代を描いているので郷愁をそそるのではないだろうか。

第一部は昭和初期の吉田町の街並み、風景、神社仏閣など56点を描き、版画に残している。作者は吉田病院眼科医長の「小林朝治」で信州須坂の人である。

第二部は吉田町御船手に生まれた吉田藩士の息子「村井保固」で、福沢諭吉の勧めでアメリカに渡った。日本では西南戦争が終わった頃で、森村組ニューヨーク支配人となり、爾来、没するまで、日本とアメリカを45往復するスーパービジネスマンだった。

第三部は歴史のある「吉田祭禮」について古い文献を繙き紹介した。また、お祭りの風景、お祝い料理など昔の暮らしを綴った、吉田魚棚出身者の回想録が興味を引く。

第四部は漢学者「簡野道明」の生涯を掲載した。自力で「字源」を20年かけて著した不屈の人である。人名が吉田図書館の冠になっている。

本はA5サイズで270ページ、代金千円の内五百円を吉田町に寄付することにした。

本の申込は、FAX047-491-6508に氏名住所を記入して送信頂ければ郵送します。

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