大須観音の夜

日本三大観音の一つ「大須観音」近くの飲み屋で同級会
30年前、同級生M子が開店した
穴の開いた提灯が苦節30年を物語っていた
男女7名が集い、ワイワイガヤガヤ
話はまた亀三郎であるが自伝「沈みつ浮きつ」に放浪時代を
語っている「日々広小路から大須観音をぶらぶらし…」
一度行ってみたいと思っていたが実現した
翌日は郷土の偉人・村井保固の「ノリタケの森」を見学した
ここも一度は来ようと思っていた
ノリタケカンパニーは森村ブラザーが創設者であるが
村井は福澤諭吉の勧めで森村組に入りニューヨークに行った
爾来、太平洋横断90回の快挙をなしている
ウエルカムホールで歴史が書いているが村井のことが書かれていない
妙だと思い、係りに電話するとミュージアムの方にあるという
4階の入り口のところに「ノリタケを創立した幹部」の写真にあった
昨年は郷里から郷土史研究の仲間がバス貸切で訪問したという
一句
秋深き大須観音唄や酒