みかん 俳句

古里の友人、論天が「俳句四季」にブロガーの拙作を載せてくれた
 山迫る蜜柑の町や無人
3年前帰省した時、伊予吉田駅の後背に櫁柑山があり、遥か山の上まで軽トラックがあがっている
早生ミカンの収穫である、長閑な田舎の風景、だが昔賑わった駅の姿はない…
愛媛県の蜜柑生産量は全国2位、しかし蜜柑からの転換品種を含めると日本一とか
愛媛県の中でも我が故郷はその3割を生産する
温暖化の影響か、地中海で栽培されるブラッドオレンジが育ち、海には珊瑚が生息するという
(従兄弟の昔話)
昔、お遍路さんを家に泊めたらお礼に蜜柑の苗をくれたそうだ
紀州からの八十八カ所巡りの人をご接待をしたのであろう
その苗が育って美味しいみかんが生ったとか

一句
黄金山ケーブル下る吉田湾


(みかんの花咲く山から法花津湾を望む 4/29)