「トランパー」出版まであと40日(最後の追い込み)

発行本の原稿校正が大詰めとなった
最終段階で補足のエピソードがあったが
400ページの長編になった、クリックポストの3cm高さはクリアーできそう
知人から来年、松山で開催される秋山好古生誕157年祭に来ないかと誘われた
その関連で習志野・大久保にあるお休み処「騎兵ミュージアム」を訪れた
昔は習志野一帯に「騎兵旅団」があったそうで、今は学園都市になっている
高齢の案内人二人からいろいろな話を聞いた
好古、真之の肖像画は元のモノクロをカラーにしたもので原版とか、ここにある銅像も全国で4体しかない原型のものだそうで松山の生誕地の銅像はこれを模したものであるとのこと
日露戦争ではこの地から広島宇品まで列車で人馬を輸送した、休息しながらの行程でまる3日も
掛かった、しかしロシアとの戦で習志野に帰ってきた軍馬は1頭もいなかったという
だが、好古大将だけは馬にまたがり凱旋したのである
資料館には好古が奉天の最前線で勇躍する写真が残されている
秋山兄弟は古き明治の輝かしいニッポンを彩る人物像である
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本の予約状況は既に150冊ほど来ている。中でも社員全員に読ませたいと50冊予約の方がいた
また同級生が東京で成功しているがこれも社員に20冊と注文くれた、有り難きかなである
一句
好古やはるか奉天師走の陽



(ロシア軍を追撃する秋山支隊の精鋭習志野騎兵第14連隊)