花の丘吟行

朝起きると久々に小雨
(アサガオの水滴うけて生き返り)

花の丘公園まで散歩する
(涼しさや時雨に消える蝉の声)

ひまわりが早くもシオレテお辞儀する
恵みあめひまわりの花腐りけり

柿の実が色づいてきた秋の気配が感じられ一句
青柿の色づく里に濡れかかる
雨乞いの農家にかかる濡れ帽子