2018-07-05から1日間の記事一覧

吉田三傑「村井保固傳」を読む 8

道後へ脱線 適々草間校長は新聞の寄稿が祟って禁獄處分に附せられ、校長代理として三輪肅齋と云ふ青年が來た。村井には助教として月手当10円を支給される。国許から送つて來る学資と合わせて懐中は温くなり、心に弛みを生じたところへ独身の三輪校長と意気投…