2017-05-11から1日間の記事一覧

1927年『欧米独断』第六章 獨逸(ドイツ)論

仏蘭西国の現状が少なくとも財的個人主義と為りはててその私有財資を投げ出して国家を救うの挙に出でず徒に独逸を壓服することに汲々として軍備の為には財政をも顧みず敵なきに重甲利兵を身に付けて動きの取れぬ態たらくなるを気の毒に思った吾々も独逸に入…