アイクと呼ばれた男 8   「引合い」

昔、神戸は船会社のメッカでした。欧州大戦の船成金が幅を利かせていた時代に、浜田青年は、門司、若松で石炭運送に奮闘努力する毎日でした。大手商社の鈴木商店が倒産するなど昭和恐慌の中で、待望の神戸本社に戻りました。先輩の八幡屋宇和島向新町の生まれ、京都帝国大学ボート部で青春を謳歌、文武両道のナイスガイでした。

……やがて、八幡屋、浜田はオヤジと慕う山下亀三郎に背き新会社設立へ向かいます。

2011年2月神戸港(空港から三宮へのモノレールから撮る)

内航海運新聞 2023/5/15