がいな男 (1)生い立ち
単行本『トランパー』(愛媛新聞サービスセンター発行)および
ブログ本『吉田三傑』3冊(自主出版)に続いて、『がいな男』を執筆しました。
これは昨年、某新聞社の○○賞に応募しましたが、がいな事にはなりませんでした。
然しながら、海運業界紙の「内航海運新聞」にコンパクト版(14万字⇒5万字)を掲載させてもらえることになり、今年1月31日付けから連載されています。
当新聞は、毎週月曜日に発行されます。すでに掲載された記事を本ブログに投稿します。まずは第一回(生い立ち)をアップします。
がいなとは、愛媛の方言で、「すごい、たいへん」という意味です。
―—本編の主人公「山下亀三郎」という男は、とてつもない金を稼ぎ、とてつもない金を社会のために使った。
地元(愛媛県宇和島市吉田町)の親たちは子供らに、「山下亀三郎という人はのう、がいな男やったんぞ」といい聞かせたものである。——
★これは、『内航海運新聞』令和4年1月31日付けの記事です。