宇和島ムービー


宇和島ムービー

 令和10連休に宇和島に帰った。

駅のそばに「パフィオうわじま」が4月オープンした。PAFIOはパール、フィッシュ、オレンジの頭文字をもじったもの。中々快適な空間で、1階は広々してゆっくり雑誌がよめる。

宇和島の画家、クリエーター「大竹伸朗」のコーナーがあった。豪雨被害支援のTシャツをデザインした人だ。関連書籍が一杯あり拾い読みすると、意外や吉田町に関係することが書いてある。彼は東京の人で北海道からロンドンまでTRAMP(放浪)し苦労している。芸術活動のキッカケは、吉田町知永にある造船所の廃船をもらい作品にした。隣の宇和島市大浦に拠点を持っているが、そこにある覗き岩が「パフィオうわじま」大ホールの緞帳になっている。宇和島に移り住んで30年、宇和島が好きになる感性が素晴らしい。

5月20日夜、高校同級生の太田聖士サックス奏者がジャズコンサートを開いた。大ホールには200人が集まり大盛況だったという。吉田中学同級の女子も来ていたらしい。

昼は母校に錦を飾った。関東からついて行った同級生によると最高に盛り上がったそうだ。やはり生徒には難しい話より演奏会の方が楽しいに決まっている。

パフィオ2,3階は図書室で郷土コーナーには吾輩の「トランパー」が2冊置かれていた。郷里の事を調べるには丁度良い環境にある。

新装なったスパーフジに寄った。田舎料理の丸寿司、ばあちゃん巻き寿司は久しぶりの味で懐かしい。フカの身ざらしを探したが無かった、残念。

宇和島を始め南予地区はかつて消滅可能都市と云われたが、確かに人口は減り若者は都会に出ている。地元に働く会社がない、吉田町に6つある小学校も一つに統合するらしい。

ここ数年宇和島、吉田近辺を探索したが、文化的資産、観光資源は多い。これからは観光に力を入れていくべきだ。南予は寂れないし消滅しないと考える。ふるさとの若者よ、がんばれ‼